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予防歯科

最近、歯医者に行かれていない方へ

今、このページを読まれているあなたは、いつから歯医者に行っていませんか?
1年ですか? 2年ですか? いや5年以上行かれていない患者さんもいらっしゃるかと思います。

「特に痛くもないのに歯医者に行って、もし虫歯でも見つかったら、また痛い思いをしてしまう…」
その気持ち、よく分かります。「やぶへび」というやつですね。

しかし、かつて雑誌プレジデントで、シニア1,000人(55~74歳男女)を対象に、「リタイア前にやるべきだった・・後悔トップ20」という特集記事がありました。

なんと、リタイア前にすべきだった健康部門第1位は・・・
「歯の定期検診を受けておけばよかった」だったのです!



なぜ、リタイアされた後のシニアの皆さんがそう思われたのでしょうか?

それは、若い頃には感じなかった歯の大切さが、年齢を重ねるにつれ痛切に感じるようになったからに他なりません。

プレジデントの記事を見るまでもなく、歯科医院での現場では、ご高齢の患者様から
「もっと若いうちから歯を大切にしておけばよかった…」というお声をよく聞いてきました。

ですから、これを読まれている患者様には、今が何歳であったとしても1本1本の歯を自分の財産だと思い、定期検診で大切に守っていってもらいたいと心から思っています。
歯を失った後に、自分の歯で食事が出来る幸せを実感してからでは遅いですから。

予防歯科(メンテナンス)で何をするの?

歯は一度削ってしまうと元に戻すことはできません。ですから、歯が痛くなってから治療するのではなく、痛くならないためのケア(予防)が大切です。
また、歯周病で進行した場合も骨は戻せないので、歯周病のケアも大切です。詳しくは、歯周病のページをご参考ください。

うすい歯科医院では、痛くなってからの治療ではなく、痛くならないためのケア(定期検診)をお勧め致します。

1.むし歯、歯周病の検査
むし歯のチェック、歯ぐきの炎症の状態、歯と歯ぐきの境目の溝(歯周ポケット)の深さなどチェックします。
(必要があればレントゲンも撮ります。)


2.歯石、着色を取る
歯ブラシで取れなかった歯垢や歯石を、専用の機械を使って取り除きます。また、歯周ポケット内にいる細菌を洗い流し、歯の表面についた着色や汚れをきれいにします。
ツルツルの歯に仕上げることで汚れ(病気の原因である細菌)を付きにくくします。


3.ブラッシング指導、アドバイス
歯並びや歯みがきの癖などをチェックしながら、その患者様に合った歯ブラシ・フロス・歯間ブラシなどの清掃用具の正しい使い方をアドバイスします。



お子さまの場合は、フッ素塗布でむし歯予防

PMTC
乳歯は、永久歯よりも柔らかく酸に弱いため、むし歯になりやすいです。また、エナメル質や象牙質に厚みがないため、むし歯になると早く神経まで進んでしまいます。
歯が生えてから1~2年のケアが特に重要となり、その後もケアすることにより、むし歯になりにくい歯質を作ることが出来ます。

そのため、うすい歯科医院では、フッ素塗布でむし歯予防を行っています。

フッ素塗布

フッ素には歯の表面であるエナメル質を強化する成分が含まれていますので、乳歯に塗布することで虫歯を予防できます。また、生えたばかりの永久歯にも高い効果を発揮しますので、乳歯が生え始めたころから15歳くらいまで、3ヶ月おきに塗布することにより高いむし歯予防効果が期待できるので、定期的に行うことをお勧めします。

ぜひ予防歯科(メンテナンス)を続けてください

定期検診(メンテナンス)は、健康保険が適用されるため、3割負担の方の場合は1回3000円ほどで受けることができます。

しかし、特にお口の中にお困りがない方からすると、定期検診代はちょっと高いな…と感じてしまうかもしれませんが、虫歯や歯周病の治療が必要になった場合には短い期間に何度も通院しなければいけません。

また、そうなると、それだけ多くのお金と時間が必要になります。
実は定期検診を受けていると生涯にかかる医療費を減らせることがわかっています。

うすい歯科医院では、多くの方にインプラントの恩恵をと考え、インプラントをご提供していますが、それでも数十万円しますし、何よりもご自身の天然歯に勝るものではありません。

「 インプラント < 予防歯科 」のほうが患者様にとってより有益なのです。

定期検診に通う頻度は、お口の状況によって違いはありますが、だいたい3〜6ヶ月に一度です。適切な間隔は、患者様にその都度お伝えいたします。