今、このページを読まれているあなたは、いつから歯医者に行っていませんか?
1年ですか? 2年ですか? いや5年以上行かれていない患者さんもいらっしゃるかと思います。
「特に痛くもないのに歯医者に行って、もし虫歯でも見つかったら、また痛い思いをしてしまう…」
その気持ち、よく分かります。「やぶへび」というやつですね。
しかし、かつて雑誌プレジデントで、シニア1,000人(55~74歳男女)を対象に、「リタイア前にやるべきだった・・後悔トップ20」という特集記事がありました。
なんと、リタイア前にすべきだった健康部門第1位は・・・
「歯の定期検診を受けておけばよかった」だったのです!
なぜ、リタイアされた後のシニアの皆さんがそう思われたのでしょうか?
それは、若い頃には感じなかった歯の大切さが、年齢を重ねるにつれ痛切に感じるようになったからに他なりません。
プレジデントの記事を見るまでもなく、歯科医院での現場では、ご高齢の患者様から
「もっと若いうちから歯を大切にしておけばよかった…」というお声をよく聞いてきました。
ですから、これを読まれている患者様には、今が何歳であったとしても1本1本の歯を自分の財産だと思い、定期検診で大切に守っていってもらいたいと心から思っています。
歯を失った後に、自分の歯で食事が出来る幸せを実感してからでは遅いですから。