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私だったらこんな歯医者に行きたい!Vol.8オゾン滅菌水

手先の消毒は、細菌感染を防ぐ基本中の基本!

風邪のシーズンになると「手洗い・うがい」は励行されますが、これは全く正しい判断で、細菌・ウィルスが体内に入ってくるのは、手指→口のルートが非常に多いからです。さて、歯科医院でも院内感染を防ぐために、治療ごとに何かにつけ私たちは手指を洗っています。私たちが感染しないこと、そしてそれ以上に患者さんから患者さんに感染させないこと。それがとても大切だと分かっているからです。
今回はこの手指消毒の機器「オゾン殺菌水」をご紹介したいと思います。

オゾン殺菌水のメリットとは!?

オゾン(O3)は、酸素(O2)に酸素原子(O)が結合した無色な気体で、酸素原子を放出して酸素に戻ろうとする性質があります。この放出される酸素原子による酸化力で細菌を破壊し、殺菌させるという仕組みです。
塩素殺菌と比較すると、よりメリットが分かりやすいのですが、まず殺菌力はオゾンの殺菌力はなんと塩素の7倍と言われています。
さらに、塩素殺菌では塩素が残ってしまう、いわゆる残留毒性というものがありますが、オゾンの場合は消毒後、酸素に戻るだけなのでオゾンには残留毒性がありません。
つまり、オゾン殺菌は殺菌力が強く、かつ安全な消毒方法だといえます。

強酸性水とオゾン水との比較

今までの機能水として一般的だった「強酸性水」は、細菌増殖を防ぐ手段として使用し、実際に多くの症状が改善されていました。この強酸性水は、食塩を添加した水を電気分解してPH2.7以下との強い酸性を示し、30~50ppmの次亜塩素という強い塩素系の殺菌剤を含む水です。しかし、前述の通り塩素は残留性、刺激性の強いものです。一方で、オゾン水は殺菌効果も高く、中性で残留性もないため、安全性が高いといえます。


一つだけ、オゾン水に欠点が・・・私見ですが

良いこと尽くしのようなオゾン水ですが、一つだけ欠点といいますか、私の不満があります。
それは・・・ちょっと変な臭いがするんです(苦笑)
なんと表現すればいいのか・・・少し化学的な臭いでおそらく
「この臭い好き!」という方はいないような臭いです(苦笑)
ですから、私たちが手洗いをしているときに、「ん?」という臭いを患者さんが感じることがあるかもしれません。
そのときは、「よしよし、オゾン水でちゃんと消毒しているな!」とご容赦いただければ幸いです!