サンプル画像
サンプル画像
私だったらこんな歯医者に行きたい!Vol.13 再生医療編

治療器具の劣化は、歯の寿命を縮める決定打になりかねない!?

「2.ガス滅菌編」でも書きましたが、歯の根の治療で使用する「リーマー」や「ファイル」といった細い金属の器具がありますが、実は、これが結構な頻度で折れる(※)のです。

(※「リーマー 破折」などでネット検索すると色々と情報が出てきます)

原因は、歯科医師の力の入れ具合もありますが、通常の滅菌によって金属疲労を起こしていることが挙げられます。


金属疲労で折れたリーマーが感染源に・・・

そして、根の治療中に折れた場合、除去するのが大変難しく、そのまま残してしまい、この残ったリーマーが感染源になって再治療になった場合には、器具が邪魔で十分な治療ができず、最悪、抜歯になる危険性もあるのです・・・。

患者さん自らが原因で抜歯になるのならまだしも、使用器具の劣化が原因で抜歯になることは患者さんとしては、納得がいきませんよね。

次世代の滅菌器 ~プラズマ滅菌器~

当院では、金属劣化を防ぐためにガス滅菌器を使用してきましたが、滅菌時間が長くかかること、そして使用するガス(エチレンガス)の毒性が我々スタッフ側に影響する懸念もありました。
先生イラスト

その点、プラズマ滅菌器では・・・
□ 滅菌性能が高い!
□ 滅菌が非常にスピーディー!
□ 人体に安全!(滅菌後は水と酸素のみ)
□ 治療器具の劣化問題も解決!
といったガス滅菌を上回るメリットがあるのです。



ただ…導入には非常に迷いました。

何せ、通常の滅菌器に比べて6倍以上の金額なのです!

プラズマ滅菌器の導入先は、ほとんどが内視鏡検査などを行う大病院で、全国的にも歯科医院の滅菌で導入しているケースは非常に稀です。(当院で導入が全国13番目です)

「患者の見えないところまで気を配っているのが、うすい歯科医院なんでしょ!?」

私が患者だったらそう思うだろうなぁ!


それがこの滅菌器を導入した決め手です(笑)

そして導入以降、まさに縁の下の力持ちとして、今日もうすい歯科医院の安全な歯科医療を支えてくれているのです。